住まいを選ぶ際にまずその街を知ろう!

<新しく住む地域について知ろう>
住まい選びの際には、間取りや価格だけでなく、地域そのものの特性を理解することが重要です。
実際に現地を訪れるとともに、各種の公的情報を活用して情報収集を行うことで、将来にわたって安心・快適に暮らせるかを判断できます。
特に注目すべき調査項目は次の通りです。
・利便性(交通の便、商業施設、医療機関、学校など)
・周辺環境(治安、自然環境、生活騒音など)
・災害リスク(洪水・土砂災害・地震などの危険度)
・市区町村の計画(都市計画マスタープランや住宅マスタープランなど)
<ハザードマップを活用して災害リスクについて知ろう>
近年は地震や豪雨、台風による災害が全国各地で頻発しています。安全・安心な暮らしを実現するためには、事前に地域の災害リスクを調べておくことが欠かせません。
🔗国交省ハザードマップポータルサイト
https://disaportal.gsi.go.jp/
🔗国交省 防災ポータルサイト
https://www.mlit.go.jp/river/bousai/bousai-portal/index.html
<市区町村の計画から地域の将来を知ろう>
地域にはそれぞれのまちづくり方針があります。市区町村が公表している以下の計画をチェックすることで、将来の発展性や暮らしやすさを見極めることができます。
・都市計画マスタープラン
→ 将来のまちの骨格や土地利用方針を示すもの。道路整備や再開発の見通しもわかります。
・住宅マスタープラン
→ 住宅政策の方向性や、子育て・高齢者向け住宅施策などが整理されています。
これらを確認することで、
「将来的に便利になる地域か」
「落ち着いた環境を維持できるか」
といった判断材料になります。
また、地域の特性を理解して住むことで、コミュニティへの親しみも増し、良好な人間関係づくりにもつながります。