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注文住宅、何から始める?情報過多な私たちへ送る、疲れない家づくり入門
「家が欲しいな」と思ったとき、多くの人が最初にぶつかるのは「注文住宅って何から始めるの?」という壁です。
SNSにはオシャレな家の写真があふれ、住宅展示場に行けば営業トークに圧倒され、ネットで調べるほど情報が増えて混乱する…。気づけば、「何をすればいいか分からないし、もう疲れた」とため息をついてしまう人も少なくありません。
でも大丈夫。家づくりは特別な才能がいるものではありません。順序さえ分かれば、少しずつ前に進めるのです。今回は「注文住宅 何から始めるか分からない」という人に向けて、疲れない家づくりの流れを5つのステップで整理します。
STEP1:「理想の暮らし」を言葉にしてみる

まずやるべきは、インスタ映えする家を探すことでも、ハウスメーカーを選ぶことでもありません。
「自分たちは、どんな暮らしをしたいのか?」を考えることです。
たとえば――
- 共働きだから家事動線を短くしたい
- 子どもが自由に走り回れるリビングが欲しい
- 趣味の音楽を楽しめる防音室が欲しい
具体的でなくても構いません。なんとなく「こうだったらいいな」というイメージをメモしてみてください。
これは後の打ち合わせで「自分たちに合う家」を作るための土台になります。
STEP2:現実的な予算感をつかむ

次に必要なのは、お金の話です。
「いくらかかるか分からないから調べるのが怖い」という声をよく聞きますが、怖がらずざっくりでいいので把握しましょう。
家づくりの総費用は
土地代 + 建物代 + 諸費用(手続き・外構・家具・引っ越し代など)
の合計です。
まず年収の7~8倍が住宅ローンの目安と言われますが、これをフルで借りると返済がきつくなる場合も。自己資金、将来の教育費、老後資金も含め、無理のない範囲を考えることが重要です。
具体的に知りたい場合は「住宅ローンシミュレーター」を使うだけでも大きな一歩です。
「注文住宅 何から始める?」の答えは、実はこうした現実確認からも始まります。
STEP3:情報収集は「量より質」で

いよいよ情報集め。ですがここで多くの人が疲れます。SNS、YouTube、雑誌、展示場、モデルハウス、資料請求…。あれもこれもと見ていると、理想が増えるだけでなく、混乱も増します。
おすすめは、情報の「量より質」を意識すること。
- SNSは実際の暮らしを発信している一般人アカウントを見る
- 展示場は3~5社に絞り、「何がいいか」を明確にしながら回る
- 資料請求は「気になる会社」に限定する
ポイントは、「何となく集める」ではなく「自分の疑問を解消するため」に集めるということ。情報収集の目的を決めれば、疲れにくくなります。
STEP4:住宅会社選びを進める

次に住宅会社を検討します。ここも迷うポイントですが、大きく分けると
- 大手ハウスメーカー
- 地元工務店
- 設計事務所
の3つ。
それぞれ特徴があります。
- ハウスメーカー:工場生産で品質安定、保証が手厚い
- 工務店:地元密着で柔軟対応、コスト抑えめ
- 設計事務所:唯一無二のデザイン、自由度高いが費用と時間はかかる
「なんとなく有名だから」ではなく、自分たちの暮らしや価値観に合うかを見極めましょう。
STEP5:小さな行動から始める

最後に大事なこと。家づくりはマラソンです。一気にすべてを決めようとせず、小さな行動から始めましょう。
- 家族で「欲しい暮らし」を話し合う
- お金のシミュレーションをしてみる
- 気になる会社のSNSやホームページを見てみる
どれか1つでもやれば、それは立派な前進です。
「注文住宅 何から始める?」と検索してここにたどり着いたあなたは、すでに最初の一歩を踏み出しています。
まとめ:完璧を求めず、自分たちのペースで進もう

注文住宅づくりは、情報を詰め込みすぎると疲れます。
でも、順序立てて考えれば、やるべきことは見えてきます。
- 理想の暮らしを言葉にする
- 予算をざっくり把握する
- 情報の集め方を絞る
- 住宅会社を比較する
- 小さな行動を積み重ねる
完璧な家づくりを目指さなくていい。
「自分たちにとって心地よい家」を少しずつ見つけていきましょう。
迷ったときはこの記事に戻ってきてください。きっとまた、前に進むヒントが見つかります。
さらに家づくりの流れについて詳しく知りたい方は、家づくりの基本記事一覧をご覧ください。
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