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今回は、とあるマイホムユーザーAさん(女性)の体験談をご紹介します。
テーマは、注文住宅の過程で起きた夫婦喧嘩と、その乗り越え方。
家づくりは人生で一度きりの大きな挑戦。夢や理想が膨らむ一方、
意外にも多いのが「夫婦の価値観のズレからくる喧嘩」です。
「うちだけなのかな?」
「なんで意見がこんなに食い違うんだろう?」
そう感じている方にこそ読んでほしい記事です。
夢いっぱいのスタート、しかし…

Aさんの夫婦は結婚5年目。都内で共働きをしながら、そろそろマイホームを建てようと決意しました。
当初はお互いワクワク。
- Aさん:「家事動線をとにかくスムーズにしたい。キッチンは広く、パントリー必須」
- 旦那さん:「リビングをとにかく広く!あと趣味のギター用の小部屋と、書斎がほしい」
InstagramやPinterestでお互いの理想の家のイメージを共有。
ところが、気づけば全然違う家の写真ばかり…。
「まあ、そのうちすり合わせていけるよね!」
そう思っていました。
打ち合わせが進むたびに夫とぶつかる価値観

注文住宅の設計は、まさに選択の連続です。
間取り、設備、外観、内装、コンセント位置、窓のサイズ…。
最初は楽しいと思っていた打ち合わせも、進むにつれて疲弊していきます。
- Aさん:「家事のことを全然考えてない!」
- 旦那さん:「俺の希望はぜんぶ却下されてる気がする」
お互い「相手が譲ってくれるだろう」と思っていたのです。
しかし実際は「自分ばかり我慢している」という感覚に。
設計士との打ち合わせ中に口論になることも増え、
ついに本格的な注文住宅夫婦喧嘩が勃発。
「せっかくのマイホームなのに、なんでこんなにギスギスするの?」
Aさんの心は疲れ切っていました。
設計士の一言で冷静になれた

そんな二人を見かねたのは、担当の設計士さん。
「お二人とも、理想を100%実現させるのは難しいです。
まずはそれぞれの優先順位を整理してみませんか?」
確かに、どれも大事、全部叶えたい。
でも、それでは話が前に進みません。
そこでAさん夫婦は、マイホムアプリのチャット機能を使って、
それぞれの「絶対に譲れないTOP3」を送信し合いました。
すると、意外な共通点が見えてきます。
- 二人とも「家族の時間を大切にしたい」
- 家事を効率化して自由時間を増やしたい
- 自分の趣味の時間・空間も必要
「敵じゃなかった。同じゴールを目指してたんだ。」
そう気づいたとき、ようやく互いの主張を冷静に聞けるようになりました。
完成したのは中間点、でも満足度は120%

最終的に、Aさん夫婦の家はこんなふうにまとまりました。
- 広めのキッチンと収納は確保
- 書斎は最小限スペース、でも音楽用の防音部屋も確保
- リビングは広さを少し減らし、家族で使いやすい配置に
お互いの「ちょっと我慢」「ここは譲る」の積み重ねで、
100%理想通りではないけれど、二人にとって満足度の高い家が完成したのです。
Aさんは振り返ります。
「最初からズレて当然なんですよね。
それを前提に話し合えるかどうかが大事でした。」
旦那さんもこう言います。
「注文住宅って、家を建てるんじゃなくて、
お互いを知り直すプロセスなんだなと思いました。」
夫婦喧嘩は悪じゃない、成長のきっかけ

家づくり中の夫婦喧嘩は、決して珍しいことではありません。
特に注文住宅は決めごとが多く、価値観の違いがあぶり出されやすいのです。
だからこそ、以下のポイントを意識してみてください。
✅ 最初からズレを前提にする
「わかりあえて当然」と思わない。
✅ 優先順位を見える化する
全ての要望を並列にせず、「TOP3」を書き出す。
✅ 第三者やツールを活用する
設計士やアプリの力を借りると、冷静さを取り戻せる。
これらを意識するだけで、喧嘩はむしろ夫婦の絆を深めるチャンスになります。
注文住宅の夫婦喧嘩で悩むあなたへ

マイホームづくりは、夫婦の価値観をすり合わせる旅です。
「うちだけが揉めてるわけじゃない」
「意見が食い違うのはむしろ当たり前」
そう考えるだけで、少し気持ちが楽になります。
そのためマイホムでは、チャット機能や写真共有で
夫婦の希望を整理するお手伝いをしています。
注文住宅の打ち合わせで疲れたら、
ぜひ一度、立ち止まって話し合ってみてください。
喧嘩の先に、きっと二人だけの理想の家が待っています。
家づくりを考えている方へ
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工務店・パートナー企業の皆さまへ
オンライン完結型の家づくりにご興味があれば、ぜひ一度ご相談ください。