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お家を建てる際に非常に重要なのが、とにかく良いビルダーに依頼することです。
特に工務店に依頼する場合、業者による良し悪しがはっきりと分かれる傾向にあります。
この記事では、失敗しない業者選びのポイントを解説していきます。
工務店選びの失敗を避けるために
まずは「工務店選びがどうして失敗するのか」その原因と考慮すべきポイント、対策を考えていきましょう。
よくある失敗とその原因
工務店選びの失敗。その原因について大まかにいうと、適切な調査と検討を怠ることや価格や口コミだけに頼ること、契約書の内容を見逃すことなどが主になります。
例えば工務店を選ぶ前に、じっくりと調査を行わずに決定してしまうことがあります。特定の口コミだけを参考にする場合、工務店自身が口コミに関与してる場合もあり、客観的な情報がないまま信頼性や技術力に欠ける業者を選び失敗に繋がってしまう可能性があります。口コミの掲載先の確認やSNSでのチェックなど、口コミ自体のファクトチェックが非常に重要となります。
また安価な見積もりに惹かれて、価格だけで業者を選んでしまうことがあります。しかし当然ながら、安価な見積もりの裏には品質やサービス低下が隠れている場合も多いため、安かろう悪かろうにならないよう見極める目が必要です。
その他契約書の内容確認が不十分で後々トラブルが発生するケースや、担当者の質が低すぎるケースなど、様々なシチュエーションが想定できます。
工務店選びで考慮すべきポイント
工務店を選ぶ際に考慮すべき項目を表にしてみました。既に工務店とやり取りをしている方、これからやり取りが必要な方は参考にしてください。
項目 | 内容 |
実績と信頼性 | 業者の実績や信頼性を確認し、過去の仕事の品質や顧客満足度を調査します。 |
技術力と経験 | 業者の技術力や経験を評価し、プロジェクトを適切に管理できるかどうかを確認します。 |
ライセンスや保険 | 業者が適切なライセンスや保険を持っているかを確認し、法令遵守やリスク管理が適切に行われているかを確認します。 |
提供サービスの範囲 | 業者が提供するサービスの範囲や特徴を確認し、自分のニーズに合ったサービスを提供できるかを確認します。 |
契約内容と条件 | 契約書の内容や条件を十分に理解し、費用や工期、保証などの重要な条件を明確に把握します。 |
コミュニケーション能力 | 業者とのコミュニケーションが円滑に行えるかどうかを確認し、要望や疑問を適切に伝えられるかを確認します。 |
事前の準備と質問リストの作成
工務店選びで失敗しない方法の一つとして、質問リストを予めメモしておく方法があります。
工務店選びの事前の準備と質問リストの作成方法は、以下のような手順で進めると良いでしょう。
①ニーズと予算の明確化
まず、自分たちが求める家のイメージや必要な機能、予算などを家族でよく話し合い、明確にしておきます。これが工務店選びの基準になります。
②情報収集
住宅雑誌やウェブサイト、住宅展示場などで、工務店の情報を幅広く収集します。収集した情報を元に実績や特徴、提供するサービスなどを比較検討しましょう。
③候補の絞り込み
収集した情報を基に、自分たちのニーズに合う工務店を数社に絞り込みます。会社の規模、得意とする工法や価格帯なども考慮します。
④質問リストの作成
絞り込んだ工務店に尋ねたい質問をリストアップします。例えば、以下のような項目が考えられます。
・類似した物件を建てた実績
・施工品質の管理体制
・使用する材料や設備
・アフターサービスの内容
・契約や支払いの条件
・工期とスケジュール管理の方法
上記はあくまで一例ですが、このような具体的な質問を用意しておくことが望ましいです。
⑤問い合わせと面談の設定
質問リストを基に、候補の工務店に問い合わせを行います。できれば実際に会って話を聞くことが望ましいため、面談の日程を設定します。
⑥現場見学とインターネット上の評判の調査
可能であれば、工務店の施工中や完成済みの現場を見学します。実際の施工品質や雰囲気を確認します。また、過去の施主からの評価や口コミも収集します。
⑦見積もりの依頼と比較
候補の工務店に、具体的な見積もりを依頼します。提示された見積もりの内容を詳しく確認し、各社を比較検討します。
⑧最終的な工務店の決定
上述の①~⑦までの情報を総合的に評価し、最も信頼でき、自分たちとの相性も良い工務店を選定します。
これらの手順を進めるため、まずは質問リストの作成が必要となります。
信頼できる工務店の見分け方
工務店選びが失敗しないよう対策を考えたところで、信頼できる工務店の見分け方にも目を向けてみましょう。
工務店の実績と評判の調査
信頼できる工務店を見分ける上で、実績と評判は非常に重要な要素です。こうした情報を効果的に収集し評価するには、以下のような方法があります。
①オンラインでの調査
候補の工務店のウェブサイトで会社の理念や特徴・施工事例・スタッフの紹介などを確認したり、GoogleマップやSNSでの工務店名検索でのオンラインレビューや口コミを探します。
過去の施主による評価や体験談は、工務店の実態を知る上で貴重な情報源となります。
また住宅や工務店に関連するブログや掲示板を検索し、その工務店に関する情報や評判を収集するのも効果的です。業界関係者や専門家の意見、過去の施主の生の声など、多様な視点からの情報が得られるでしょう。
工務店の公式FacebookページやInstagramアカウントでも、日常的な活動の様子や施工事例、お客様の声などウェブサイトとは違った角度からの情報が手に入ります。
②オンライン以外での過去実績の確認
信頼できる工務店を見分けるために、パンフレットや展示場などで過去の実績や施工例を調査することは非常に重要です。
実際の建物の写真や間取り図、使用した材料や設備の情報が詳細に記載されていれば、その工務店一定以上の品質の仕事をしている可能性は高そうです。
さらに住宅展示場などで、実際に完成した家を直接見ることも大切です。間取りや設備、仕上げの質感など、図面や写真だけでは分からない部分を肌で感じることができます。また、展示場のスタッフに施工事例について質問することで、より具体的な情報を得ることもできます。
③口コミや紹介を確認する
工務店の実力や信頼性を評価する上で、実際にその工務店で家を建てた人の声ほど参考になる情報はありません。良い口コミが多ければ、その工務店が顧客の満足度を高く保ちながら仕事をしている証拠と言えるでしょう。
口コミを集める方法としては、まず知人や友人・家族など身近な人に聞いてみることをおすすめします。信頼できる人から直接話を聞けば、工務店の実態をよりリアルに知ることができます。
特に、同じような予算や条件で家を建てた人の体験談は、自分たちの家づくりにも役立つはずです。
④資格の取得状況を確認する
信頼できる工務店を見分けるために、工務店の保有する資格を確認することは重要なポイントの一つです。
建築業界には様々な資格制度があり、工務店やその所属する職人の技術力や専門性を証明するものとして機能しています。例えば、一級建築士や一級建築施工管理技士などの国家資格は、高度な設計能力や施工管理能力を持つ人材であることを保証します。
また、地方自治体や業界団体が認定する優良工務店の資格にも注目すべきでしょう。これらの資格は、施工実績や顧客満足度・財務状況などの審査を経て与えられるもので、一定の基準をクリアした信頼性の高い工務店であることを示しています。
加えて、特定の建築工法や素材に関する資格も、その分野での専門性の指標となります。
⑤相談会や見学会への参加を検討する
相談会や見学会に参加することも非常に有効な方法です。
相談会では、工務店の担当者と直接会話をし疑問点や不安点を詳しく聞くことができます。予算や希望のプラン・工期など、具体的な話を詰めていく中で、担当者の知識や提案力、そしてコミュニケーション能力を肌で感じ取ることができるでしょう。
また見学会では、実際に工務店が施工した家を間近で見ることができます。図面や写真だけでは分からない部分を直接確かめられるのは大きな利点です。
加えて見学会では、施主さんから直接話を聞くチャンスもあります。実際に家を建てた人の生の声は工務店の実力や対応力を知る上で何より参考になります。
施主さんがどのような点に満足し、どのような点に不満を感じたのか、リアルな体験談から学ぶことは多いはずです。
さらに相談会や見学会は、工務店の社風や雰囲気を肌で感じる良い機会にもなります。スタッフの対応やイベントの運営方法など、直接触れ合うことでその工務店の人となりや価値観が見えてきます。
コミュニケーションと対応の評価
信頼できる工務店を見分ける際、コミュニケーションと対応力を評価することは非常に重要です。
まず、初めての問い合わせや相談の際の対応から、その工務店の姿勢を評価することができます。問い合わせに迅速かつ丁寧に返答してくれるか、こちらの要望や質問に誠実に耳を傾けてくれるか、これらの点は工務店の対応力を測る上で大切な指標となります。
また、直接会って打ち合わせをする際のコミュニケーションも重要なポイントです。こちらの要望や予算・スケジュールなどを正確に理解し、適切なアドバイスや提案をしてくれるかどうかに注目します。
一方的に自社の提案を押し付けるのではなく、こちらの事情を汲み取った上で、柔軟な対応ができるかどうかを見極めましょう。
さらに専門用語を分かりやすく説明してくれるか、図面やイメージ図を用いて視覚的に伝えてくれるかも大切な点です。建築の素人にも理解しやすいコミュニケーションができるかどうかは、円滑な打ち合わせには欠かせません。
加えて、担当者の交代があった場合の引き継ぎ方法や、担当者不在時の対応体制なども確認しておくと良いでしょう。担当者個人の力量だけでなく、会社としての組織的な対応力も把握しておきましょう。
なおコミュニケーションと対応力の評価は、相性や印象といった主観的な要素も大きく影響するため、複数の担当者と接点を持ち様々な角度から評価することも大切です。
契約前に確認すべき事項
工務店との契約は、一度取り交わしてしまうと撤回するのが非常に大変です。
契約を進める前にいくつか確認しておきたい点を纏めました。
見積もりと契約内容の徹底検討
まず、見積もりと契約内容についてはそれぞれ特に細かく確認しておく必要があります。
見積もりについては単に総額だけでなく、内訳を詳細にチェックすることが大切です。材料費・労務費・設計費・諸経費など、それぞれの項目の金額が妥当であるか、他社の見積もりと比較して適正な範囲に収まっているかを確認します。
また、見積もりに含まれている項目と、含まれていない項目を明確に把握することも重要です。例えば、外構工事や家具・家電の費用などは含まれていないケースが多いので、別途予算を準備する必要があります。
さらに見積もりの前提条件や、追加費用が発生する可能性のある項目も確認しておきます。地盤調査の結果によっては、追加の基礎工事が必要になるケースなどがあるので、注意が必要です。
契約内容については、まず契約書に記載された内容が見積もりや打ち合わせでの合意事項と相違ないかを入念に確認します。特に、工事内容や使用材料・完成予定日・支払い条件などは、しっかりとチェックすることが大切です。
また契約書には変更・追加工事の取り扱いや工期遅延の場合のペナルティ、瑕疵担保責任の範囲など、トラブル時の対応方針も明記されているはずです。これらの条項はトラブル防止と、万一の際の保証を確保する上で非常に重要な部分なので、よく読み理解しておく必要があります。
加えて、アフターサービスの内容や期間、保証の範囲なども契約書で確認しておきます。住み始めてからのトラブルに備え、どこまでが工務店の責任で対応してもらえるのかを把握しておくことが大切です。
そして、解約条項や工事完了後の手続きなど、契約全体を通して不明点や疑問点がないかをチェックします。契約書はトラブルを未然に防ぎ、万一の際の解決の基準となる重要な書類です。内容を十分に理解し、納得した上で署名・捺印することが肝心です。
隠れたコストに注意
契約前に特に意識したいのが、事前に確認しておかないと把握しにくい『隠れたコスト』です。
工務店契約前に確認すべき隠れたコストには、以下のようなものがあります。
追加工事費用
当初の見積もりや契約内容には含まれていなかった工事が、建築の過程で必要になることがあります。例えば地盤調査の結果、想定以上に地盤が弱く、追加の基礎工事が必要になるようなケースです。
その他、施主の要望で間取りや仕様を変更する場合も追加工事費用が発生します。
これらの追加工事費用がどのような場合に発生するのか、その算定基準は何なのかを確認しておくことが大切です。見積もりや契約内容に含まれている工事の範囲を正確に把握しておきましょう。
材料費の上昇
建築材料の価格は、市場の需給バランスや為替レートなどの影響を受けて変動します。特に、昨今の世界的な情勢の変化や自然災害などの影響で、材料価格が急激に上昇するケースもあります。
問題は、契約締結時には予想できなかった材料価格の上昇が、建築費用全体に大きな影響を与える可能性があることです。
材料費は建築費用の中でも大きな割合を占めているため、材料価格の上昇は工事の採算性に直結します。
工務店によっては材料価格の上昇分を施主に請求せざるを得ない場合もあり、施主にとっては予算オーバーにつながる大きなリスクとなります。
そのため、契約締結前に材料価格が上昇した場合の取り扱いについて、工務店とよく話し合っておくことが大切です。
仕様変更費用
家づくりの過程では、当初の計画から変更が生じることは珍しくありません。間取りの変更や、材料・設備のグレードアップ、ライフスタイルの変化に合わせた設計変更など、様々な理由で仕様変更が必要になる場合があります。
問題は、これらの仕様変更が追加費用を伴うことが多いということです。変更の内容によっては、数十万円から数百万円の追加費用が発生することもあります。
もし、これらの追加費用や手数料について事前に確認していなかった場合、予算オーバーや支払いトラブルに発展する恐れがあります。
そのため契約締結前に、仕様変更が生じた場合の追加費用や手数料について契約に含まれるか否か、工務店とよく話し合っておきましょう。
仮設工事費用
仮設工事とは、本体工事を行うために一時的に必要となる工事のことを指します。例えば、工事現場へのアクセス道路の整備や、現場事務所・資材置き場の設置、足場の組立などが仮設工事に当たります。また仮設材料とは、これらの仮設工事で使用される材料のことを指します。
これらの仮設工事や仮設材料は、本体工事とは直接関係ないため見積もりに含まれていないケースがあります。特に、見積もりの内訳が詳細でない場合、仮設費用が別途必要になることに気づかないまま契約してしまう危険性があります。
そのため、仮設工事や仮設材料の使用に伴う費用が見積もりに含まれているかどうかを確認することは非常に重要となります。
土地の調査費用
地盤調査や地質調査は、建物の基礎を設計する上で欠かせない情報を提供します。土地の強度や安定性、地下水の状況など、建物の安全性に直結するデータを得るために行われる調査です。特に、軟弱地盤や崖地など、特殊な土地条件の場合、入念な調査が必要となります。
問題は、これらの調査費用が、見積もりに含まれていないケースがあることです。地盤調査や地質調査は、建物本体の工事とは別の専門業者が行うことが多いため、見積もりの内訳に明示されていない場合があるのです。
この費用が見積もりに含まれているかしっかり事前に確認しておきましょう。
その他、建築許可手数料や保険料・税金などが該当しますが、これらの隠れたコストを事前に確認し、見積もりや契約内容に含まれているかどうかを把握することが重要です。
アフターサービスと保証の確認
アフターサービスと保証についても工務店契約前に確認すべきポイントが多く存在しています。
まずアフターサービスの期間です。一般的には、新築住宅の引き渡し後1年から2年程度のアフターサービス期間が設けられていますが、この期間内に発生した不具合や問題点について、工務店が無償で対応してくれるかどうかを確認しましょう。
また、アフターサービスの具体的な内容も重要なポイントです。
定期的な点検や不具合の修理・設備の調整など、どのようなサービスが提供されるのかを明確にしておく必要があります。加えて、アフターサービスの対象となる部位や設備の範囲についても詳しく確認しておくことが大切です。
さらに、アフターサービス期間中に緊急の不具合や問題が発生した場合の対応について確認しておくことも重要です。24時間対応の窓口があるのか、どの程度の速さで現場に来てくれるのかなど、緊急時の対応体制について質問しておきましょう。
加えて、アフターサービス期間が終了した後の対応についても確認しておくと良いでしょう。有償でのメンテナンスサービスがあるのか、問題が発生した場合の連絡先や対応方針など、長期的なサポート体制についても把握しておくことが安心につながります。
一方、保証について契約前に確認すべきポイントは、まず保証の種類と期間です。一般的には、「構造耐力上主要な部分」と「雨水の浸入を防止する部分」について、10年間の瑕疵担保責任が義務付けられていますが、これ以外にも、工務店独自の保証があるかどうかを確認しましょう。
また、保証の対象となる部位や設備の範囲、そして保証の適用条件について詳しく確認することも大切です。自然災害や施主の不適切な使用による不具合は、保証の対象外となる場合がありますので、保証の範囲と条件を明確に理解しておく必要があります。
さらに、保証を受けるための手続きや方法について確認しておくことも重要です。不具合や問題が発生した場合、どのような連絡方法でどのような情報を提供する必要があるのかを把握しておきましょう。また、保証を受けるために必要な書類や記録についても確認が必要です。
加えて、工務店が「住宅瑕疵担保責任保険」に加入しているかどうかも確認を推奨します。この保険は、万が一工務店が倒産などで保証責任を果たせなくなった場合でも、保険金で不具合の修繕等に対応してもらえる制度です。
工務店の保証とあわせて、この保険の加入状況も確認しておけると安心です。
工務店との良好な関係の構築
例え相手方が優良な工務店だったとしても、コミュニケーション次第で関係性は良くも悪くもなります。こちらの章では対工務店コミュニケーションのポイントを解説します。
効果的なコミュニケーションの方法
まず開始時に、こちらの希望や要望を明確に伝えることが大切です。
間取りやデザイン・設備・素材など、できるだけ具体的に伝えましょう。
曖昧な表現は誤解を招く恐れがあるので、可能であれば図面やイメージ写真を使ってビジュアル的にも要望を共有することをおすすめします。
また、定期的な打ち合わせを設けることも効果的です。
工事の進捗状況を確認し、疑問点や変更点があれば、その都度オープンに話し合うことが重要です。対面コミュニケーションを大切にし、信頼関係を築いていくことが、円滑な工事の進行につながります。
工事中は、現場の見学も欠かせません。
実際の工事の様子を見ることで、図面だけでは分からなかった点や、新たな提案などが生まれることもあります。現場で、職人さんとも直接コミュニケーションを取ることで、より細やかな要望も伝えやすくなるでしょう。
さらに、コミュニケーションの頻度や方法についても工務店と相談して決めておくと良いでしょう。メールや電話・オンラインミーティングなど、それぞれの特性を活かしながら、効率的かつ効果的なコミュニケーションを心がけることが大切です。
なお、コミュニケーションの中では感謝の気持ちを伝えることも忘れないようにしましょう。相手も人ですので、工務店の努力や提案に対してねぎらいの言葉をかけることでより良い関係性が築けるはずです。
最後に、万が一問題が発生した場合には、感情的にならず冷静に話し合うことが肝心です。お互いの立場を尊重し、建設的な対話を心がけることが問題解決の近道となります。
まとめ
ここまで、工務店選びで起こりがちな失敗や対策について細かく説明してきました。
工務店との契約前、本文内に記載したような厳密なチェックができると、工務店選びに失敗する確率はかなり下がるのではないでしょうか。
工務店選びは、家づくりの成功を左右する重大な局面です。後悔のない選択をするために時間をかけて、自分たちに合った最高のパートナーを見つけましょう。