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注文住宅と建売住宅(新築分譲住宅)のどちらを選べばいいか、悩んでいる人もいるでしょう。
注文住宅と建売住宅(新築分譲住宅)の違いは、主に以下の4つです。
- 費用
- 立地条件
- 間取り・設備
- 入居までの流れや設備
注文住宅は建売住宅(新築分譲住宅)に比べて費用も労力もかかります。その代わり自由度が高い点が魅力です。
一方建売住宅(新築分譲住宅)は、注文住宅に比べて費用も労力も抑えられます。しかしあらかじめ決まった土地に規定の条件で建てられているため、自由度は低いです。
本記事では、注文住宅と建売住宅の詳しい選び方を解説していますので、ぜひチェックしてみてください。
注文住宅と建売住宅(新築分譲住宅)4つの違い
注文住宅と建売住宅(新築分譲住宅)の違いは、主に以下の4つです。
- 費用
- 立地条件
- 間取り・設備
- 入居までの流れや期間
違いを理解すれば、自分にとって最適な住宅を選べます。
1.費用
建築にかかる費用は、建売住宅(新築分譲住宅)よりも注文住宅の方が高い傾向にあります。注文住宅の場合は、以下のすべてがオーダーメイドです。
- 間取り
- 設備
- 建材
- 内観・外観デザイン
規定の条件で建てられる建売住宅に比べて、コストがかかりやすいと言えます。
ただ注文住宅は、土地購入費用と建物の建築費用を別で用意できるため、どちらかの費用を抑えられる可能性もあります。
「とにかく費用を最小限に抑えたい」という方は建売住宅、「費用がかかってもオーダーメイドで家を建てたい」という方は注文住宅がおすすめです。
2.立地条件
建売住宅(新築分譲住宅)は、一般的に買主のニーズに深い理解を持つ不動産が土地を購入しており、好立地な場所に建っている傾向にあります。
一方注文住宅の場合、立地の良い場所はすでに買われている可能性が高いです。そのため理想や希望に合った土地に巡り合える可能性は低いと言えます。ただし注文住宅の場合は、好きな土地に家を建てられるのが魅力です。
好立地を好む方は建売住宅、好きな土地に家を建てたい方は注文住宅が向いています。
3.間取り・設備
建売住宅(新築分譲住宅)の場合は、完成済みの物件を購入することがほとんどです。規定の条件で設計されているため自由度が低く、理想や希望の間取りや設備の選択はできません。
一方注文住宅は、希望の間取りや設備を反映した家を建てられます。自由度が高く、唯一無二のこだわりのマイホームを目指せるでしょう。
間取りや設備に強いこだわりがない方は建売住宅、希望を詰め込みたい方は注文住宅を選ぶと良いです。
4.入居までの流れや期間
建売住宅(新築分譲住宅)はすでに家が建っているため、1ヶ月程度で入居できます。未完成でも、4ヶ月程度で入居できる場合がほとんどです。
一方注文住宅の場合は、入居までに8〜15ヶ月程度かかります。
入居希望予定日までのスピード感を重視したいという方は建売住宅、時間がかかってもいいからこだわりのマイホームを持ちたいという方は注文住宅が向いているでしょう。
注文住宅と建売住宅(新築分譲住宅)のメリット・デメリット
注文住宅と建売住宅(新築分譲住宅)のメリット・デメリットをそれぞれまとめました。
- 注文住宅4つのメリット
- 注文住宅2つのデメリット
- 建売住宅(新築分譲住宅)4つのメリット
- 建売住宅(新築分譲住宅)2つのデメリット
メリット・デメリットを比較して、自分の希望により当てはまる方を選択すると良いでしょう。
1.注文住宅の4つのメリット
注文住宅のメリットは、以下の4つです。
- 間取り・設備などを希望通りに決められる
- 建材も選択できる
- 土地にもこだわれる
- 建築現場が見学できる
注文住宅は、希望の条件で家を建ててもらえるのが魅力です。間取りや内観・外観デザイン
など、細部までこだわれます。
唯一無二の理想や希望の詰まったマイホームを実現可能です。また実際に建築現場を見学できる安心感もメリットの1つです。
2.注文住宅の2つのデメリット
注文住宅には、以下2つのデメリットも存在します。
- 費用が高額になりやすい
- 工程が多く時間がかかる
注文住宅は希望の条件で家を建ててもらえますが、費用は高額になりがちです。ただし土地と建物の費用は別のため、どちらかの費用を工夫すれば総額を抑えられる場合もあります。
例えば住宅の内観、外観にこだわりたいのであれば、土地にかかる費用は抑えるなどの対策をとりましょう。
また注文住宅の方が工程が多く、時間がかかる傾向にあります。
3.建売住宅(新築分譲住宅)の4つのメリット
建売住宅(新築分譲住宅)のメリットは、以下の4つです。
- 費用を抑えて一軒家を持てる
- 実際に建物の内観・外観を見て購入できる
- 土地と建物代金を一括で払えるので支払いがスムーズ
- 比較的短期間で入居できる
建売住宅(新築分譲住宅)は、規定の条件と土地に建てられた家です。注文住宅に比べて費用を抑えられる傾向にあります。
建売住宅はすでに完成しているケースがほとんどのため、実際に家の内観・外観を見てから購入できます。理想のイメージと実際に完成した家のギャップが生じてしまう可能性は少ないでしょう。
建売住宅は、土地と建物代金を一括で支払えるシンプルさも魅力です。また注文住宅に比べて、比較的短期間で入居できます。
4.建売住宅(新築分譲住宅)の2つのデメリット
建売住宅(新築分譲住宅)のデメリットは、以下の2つです。
- 間取り・設備を自由に選べない
- 同じような外観の家が建ち並ぶので個性がない
建売住宅(新築分譲住宅)は規定の条件で建てられるため、間取り・設備を自由に選べません。そのためこだわりを反映してもらうのは難しいでしょう。
また建売住宅は同じような外観の家が立ち並ぶので、個性を出しにくいです。唯一無二のマイホームを持ちたいという方には向きません。
注文住宅と建売住宅(新築分譲住宅)の違いを理解して理想のマイホームを手に入れよう!
注文住宅は建売住宅(新築分譲住宅)に比べて、費用も労力もかかります。その代わり自由度が高く、好きな場所にこだわりのマイホームを建てられる点が魅力です。
一方で建売住宅は、注文住宅に比べて費用も労力も抑えられます。ただしあらかじめ決まった土地と条件で建てられた建物のため、自由度は低いです。
注文住宅と建売住宅は、それぞれメリット・デメリットが存在します。特徴を比較し自分に合った住宅を選んで、理想のマイホームを手に入れましょう。