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地域に笑顔を届ける櫻井建設、鍵は4つの健康とマイホム活用

山形市で創業56年を迎える櫻井建設株式会社。その家づくりは単に「住まいを建てる」ことにとどまらず、地域との共生、そして家族の未来を見据えた深い思想に貫かれています。

代表を務める櫻井靖さんは、2代目として会社を継いで12年。創業者である父の志と、自らの想いを重ねながら、独自の進化を遂げてきました。その根底にあるのが、「家族の笑顔と4つの健康をデザインする会社」というビジョンです。

「4つの健康」とは、家族の健康、建物の健康、地球の健康、家計の健康。これらをバランスよく追求することが、これからの時代に本当に求められる住まいのあり方だと櫻井さんは語ります。

「例えば家族の健康でいえば、FFC免疫加工や床排気システムの導入、さらには専用の測定器を使った有害物質の数値チェックまで行っています。見えない空気環境を数値で“見える化”することで、本当に安心して住める家を届けたいと考えています。」

建物の健康にも抜かりはありません。耐震等級3プラス制震構造を標準仕様とし、全棟で許容応力度計算を実施。災害に強い構造をベースに、安心・安全・快適な暮らしを支えています。

また、ZEH6つ星ビルダーとして、太陽光や蓄電池を備えた住宅を提供するなど、地球環境に配慮した取り組みも進めています。櫻井さん自身、小学校や大学などでSDGsや省エネ住宅について講演を行うなど、地域社会への啓発活動にも積極的です。

「健康な暮らしを持続可能にしていくには、家計の健康も欠かせません。エネルギー価格が高騰しても、“笑顔で暮らせる家”であり続けること。それが私たちの目指す家づくりなんです。」

この4つの健康を軸とした取り組みは、櫻井建設が単なる住宅供給企業にとどまらず、“地域の健康を支える存在”として進化しようとしている証でもあります。

地域のコミュニティとともにある会社へ

このような思想の背景には、櫻井さん自身の原体験があります。父親が難病を患い、母も看病の中で体を壊すという状況のなか、「不健康期間の長さ」に気づかされたといいます。特に山形という土地は長寿地域として知られる一方、健康寿命とのギャップ、つまり“不健康期間”が長い傾向もあります。だからこそ、山形という地域性に合わせた“健康を支える住まい”を提供することが、自分たちの使命であると感じたのです。

櫻井建設では“地域のコミュニティになること”を会社の未来像として描いています。社員が主体となって開催する「さくらいまつり」や「さくらいプレミアムフェスタ」などのイベントは、地域の子どもたちの思い出づくりに寄与し、心の健康にもつながっています。

「最終的には“ワクワク笑顔創造業”になりたいんです。社員がワクワク働き、地域にワクワクを届ける。そのために社内でも“ワクワク委員会”をつくってスポーツ大会やイベントを実施しています。」

その先には、スポーツ支援や自然体験型の施設づくりなど、まちづくりに近い構想も視野に入れているといいます。地域に根ざし、未来に向けて笑顔をつくり続ける存在であること。それが、櫻井建設の根本にある価値観なのです。

デジタルとチーム力で支える“安心の家づくり”

こうした“笑顔と健康を守る家づくり”を支えているのが、「マイホム」の活用です。

以前はLINEやショートメールを活用していましたが、情報が埋もれやすく、共有にも限界がありました。図面や契約書、現場写真など重要な情報が個別に点在し、社内の連携やお施主様とのやり取りにも時間と手間がかかっていたといいます。

そこで導入したのがマイホムです。導入後はすべてのお施主様に初回面談の時点でアプリ登録をお願いし、チャットだけでなく、契約書・図面・現場写真・各種資料も含めて“すべて一元管理”できる体制を整えました。

「マイホムの一番の魅力は“チームで使える”こと。補助金、住宅ローン、設計、現場、それぞれの担当者が1つのグループで動けるので、お客様にとっても安心感があると思います。」

この「チームでの運用」は、櫻井建設ならではの強みと深く結びついています。たとえば補助金に詳しいスタッフがアプリ内で必要書類の指示を出し、住宅ローンの担当者が資金計画に関する案内を行い、さらに設計や現場監督がタイムリーに写真を共有する。これらが同じ空間でシームレスに行われることで、お客様は「誰に相談すればいいかわからない」といった不安を抱えることがなくなります。

また、完成後のフォローアップにも力を発揮しています。定期点検やメンテナンスの情報もアプリで一元化されているため、どのスタッフが見てもすぐに状況を把握することができます。

施工中の写真投稿についても、単なる報告ではなく「お施主様にワクワクを届ける手段」として定着しています。とくに現場の様子や職人の姿など“人が見える写真”を意識して掲載することで、家ができあがっていくプロセスを楽しみに待つお客様との関係が、より深まっていきます。

「これはサクライの家づくりだからやるんだ。」

そんな意識が、スタッフ一人ひとりに根づいていることが、マイホムの活用を通じて伝わってきます。

リノベーションで、地域を守るもう一つの挑戦


こうした“健康と笑顔を支える家づくり”を、新築だけでなくリノベーションにも広げようとしています。

空き家や実家を活用した建て替え提案として、ビルトイン車庫で分棟をつなぐ「SAKURAI e-Terrace」という商品も展開しています。さらに、コンテナハウスを再活用し、自然の中で泊まれる施設の構想も始まっています。

「これからは新築だけでなく、リノベーションや建て替えも含めて、地域を活性化していく役割が求められている。大手にはできない“増築や減築”といった柔軟な対応こそ、地場工務店の使命だと思っています」

櫻井建設が目指すのは、建てた後の未来まで見据えた“笑顔を守り続ける”家づくりです。時代が変わっても、地域とともに歩み、価値を届け続けるその姿勢は、これからの工務店像を体現しているといえるでしょう。


取材協力

株式会社 櫻井建設(https://sakurai-k.com/

代表取締役社長 櫻井 靖

年間棟数:


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マイホムニュース編集部

マイホムは1000社以上の住宅会社と取引があり、また社内にも住宅会社出身者が多数在籍しています。この住宅業界に特化した豊富な知見を、信頼できる適切な情報を集めたいユーザーに届けていきます。

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