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間取りの決め方|生活動線で考える家づくり

注文住宅を建てるなら知っておきたい、間取りの決め方の基本
 

注文住宅を建てる際に、押さえておきたいのが「間取りの決め方」です。
 
見た目のデザインやトレンドに目がいきがちですが、それだけで間取りを決めてしまうと、暮らし始めてから「想像と違った…」と後悔することにもなりかねません。

後悔しない間取りをつくるためには、「生活動線」を意識したプランニングが欠かせません。
 
この記事では、暮らしやすい家づくりのために重要な、生活動線を軸にした間取りの考え方をご紹介します。
 
まずは、実際に多くの人が経験している「よくある間取りの失敗例」から見ていきましょう。


よくある間取りの失敗と原因

家づくり後に後悔で頭を抱えている夫婦

注文住宅では自由な設計ができる反面、「暮らしてみたら不便だった」という声も多く聞かれます。
その多くは、生活動線を十分に考慮していなかったことに起因しています。
 
たとえば、以下のようなケースがよく見られます。

  • キッチンと洗濯機が離れていて、家事効率が下がる
  • 玄関からリビングが丸見えで、来客時にプライバシーが守られない
  • 子ども部屋が1階にあり、生活音が気になって集中できない
  • 回遊動線がなく、移動のたびにストレスを感じる
     

このように、図面上では気づきにくいポイントが、実際の暮らしでは大きなストレスになることもあります。
 
だからこそ、生活動線を意識した間取りの決め方を、事前にしっかり考えておくことが大切です。


間取りの決め方は生活動線がカギ!3つの基本動線とは?
 

日々の暮らしを快適にするためには、「生活動線」を意識した間取りの設計が欠かせません。
特に押さえておきたいのが、家事動線・帰宅動線・来客動線の3つの基本動線です。
 

✅ 家事動線を意識した間取りの工夫

家事動線の間取り

まず意識したいのが、家事効率を高める間取りの決め方です。
 
料理・洗濯・掃除といった家事をスムーズにこなすには、移動距離を短くし、動作の流れを分断しない動線設計が欠かせません。
 
たとえば、キッチン→洗面所→ランドリールームを一直線につなぐ動線は、家事の効率を高める代表的なレイアウトです。
 
さらに、玄関からパントリーへ直接移動できる動線を確保すれば、買い物後の荷物整理もスムーズに。
 
移動のムダを減らせるため、毎日の家事にかかる時間を大幅に短縮できます。
 

✅ 帰宅後の流れを整える生活動線の工夫

帰宅動線の間取り

次に検討したいのが、帰宅動線です。
 
玄関から洗面所や収納スペース、LDKへとスムーズに移動できる動線は、毎日のルーティンを快適に整えてくれます。
 
たとえば、玄関すぐに手洗いコーナーを設ければ、衛生面の対策も万全です。
 
さらに、土間収納やシューズクロークがあれば、玄関まわりをいつもスッキリ保てます。
 

✅ 生活感を見せない来客動線の工夫

来客動線の間取り

また、来客動線を切り分けることも重要な間取りの考え方です。
 
来客時に、生活感のある空間を見られたくない方も多いのではないでしょうか。

そのため、玄関からリビングを通らずにトイレや客間へ案内できる動線を設計しておくと安心です。
 
このように、家族の生活動線と来客の動線を分けておくことで、プライバシーを守りながら心地よいおもてなしが可能になります。


家族構成別に考える暮らしやすい間取りの決め方

生活スタイルや家族の人数によって、間取りの最適解は異なります。
ここでは、代表的な3つの家族構成に合わせた動線設計と間取りのポイントを解説します。
 

🤱 子育て世帯におすすめの間取りの決め方

子育て中の家庭では、見守りやすさ家事効率が両立できる間取りが理想です。

  • キッチンからリビング・ダイニング・庭を見渡せる配置にする
  • 子ども部屋へはリビングを通って行けるようにする
  • 脱衣所・ランドリー・ファミリークローゼットを近接させる
  • リビングの近くに遊びや学習スペースを設ける
家族が自然と集まるオープンな空間

 

👥 共働き夫婦におすすめの間取りの決め方

一方で、共働き夫婦には時短動線オンオフの切り替えやすさが間取り設計の大きなカギになります。

  • 玄関→洗面→クローゼット→LDKを一直線でつなぐ間取り
  • 収納は使う場所の近くに配置する
  • 洗面スペースは2ボウルにする
  • 在宅ワークがある場合は、LDKと距離をとったワークスペースを設ける
夫婦で並べるダブル洗面台

 

🏠️ シニア・将来を見据えた世帯におすすめの間取りの決め方

老後も安心して暮らすには、生活のしやすさ安全性を意識した間取りが大切です。
将来のライフスタイル変化も見越して、以下のような工夫を取り入れましょう。

  • 主寝室とLDKを1階にまとめる
  • 廊下やトイレにゆとりを持たせ、車椅子でも通れる幅を確保
  • 水まわりを生活空間の近くに配置し、段差のないバリアフリー設計にする
  • 介助や親との同居を見据え、空間の使い方に柔軟性を持たせる
シニアにやさしいバリアフリー住宅

 
このように、家族構成やライフスタイルに合った動線を意識することが、後悔しない間取りの決め方につながります。
 
今の暮らしと将来を見据えた間取り設計が、快適な住まいづくりの第一歩です。


間取りの決め方に迷ったら?生活動線から逆算する3ステップ
 

「間取りの決め方がわからない…」と悩んでいる方は、生活動線を軸にした3つのステップを試してみましょう。

理想の暮らしに合った間取りが明確になります。

ステップ1:理想の暮らしを言語化する

まずは、「朝は誰がどんな行動をする?」「洗濯の流れは?」など、1日の動きを書き出してみましょう。
日常の流れを可視化することで、必要な動線が見えてきます。
 

ステップ2:希望に優先順位をつける

次に、「絶対に叶えたいこと」と「できれば叶えたいこと」に分けて整理します。
希望を明確にすることで、限られたスペースでも納得できる間取りに近づけます。
 

ステップ3:動線を図にして確認する

最後に、間取り図に生活の流れを書き込んでみましょう。
動線のムダや不自然な移動が可視化され、完成後の後悔を減らせます。


間取りの正解は「暮らし方からの逆算」がポイント
 

間取りの決め方に正解はありません。

だからこそ、「自分たちはどんな暮らしをしたいのか?」という視点から考えることが、満足度の高い家づくりにつながります。
 
特に注文住宅は自由度が高いため、ライフスタイルに合わせて生活動線を工夫することが重要です。
 
自分たちらしい住まいを実現するために、まずは“暮らし方”から見つめ直してみましょう。


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マイホムニュース編集部

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